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悪化するDV…ついに包丁まで突きつけられ離婚を決意

本日の離婚の振り返りは、 yuu さん 女性 36歳 になります。

目次

結婚のきっかけ

離婚時の年齢:21
記述者の性別:女性
記述者の離婚時の職業:会社員

相手の方の離婚時の年齢:21
相手の方の性別:男性
記述者の離婚時の職業:無職

知り合った経緯:同じ予備校生だった
結婚のきっかけ:私の家族関係に問題があり疲れていて家を出る際に彼と一緒に住むことになりそのままの流れで結婚に至った

離婚決意の瞬間:ヒモ夫が包丁を出した時

元夫は付き合った当初から自分が気に食わないことがあると言葉による罵声を繰り返す人間だった。そのうち暴力を振るうようになった。

こんな相手だったので何度も別れようと考えていたが、当時の私は新卒でブラック企業に勤めてしまい毎日夜遅くまで残業続きの日々。家族にも見捨てられて家を追い出されていたため心身共に疲れ切っていた。

「彼と別れたら一生独り身になるかもしれない、孤独になるくらいなら暴力を受けても彼と一緒にいる方がましだ」と思い込み結婚を決めた。

しかし結婚した途端に元夫は仕事を辞めてヒモ状態に。

毎日家にいるのでDVはさらに悪化。

私が寝ている時にたびたび首を絞めてきたり暴行で起こすようになりしまいには包丁を突きつけてきた。「このままでは何もかこいつに奪われて殺される」と思ったため離婚を決意した。

離婚の予兆:無職 から ヒモからのDV

元夫はDVと言葉による罵声は酷かったが、非正規雇用ではあったもののきちんとはたらいていて家賃や食費などの生活費は半分きちんと出してくれていた。

しかし結婚した次の日に仕事を辞めてしまった。
「外で働かなくてもインターネットのアフィリエイト広告とか物販で稼げる」と息巻いていたが結局は毎日家に引きこもってテレビゲームをしているだけだった。

しかも毎日朝から晩まで家にいてイラついているのかDVが以前より悪化した。

この時私は「DVも酷い上についには無職になりお金まで取られるようになるのか」と落胆し毎日離婚を考えるようになった。

離婚後を振り返ると

離婚は私にとってプラスの要素しか無かった。

元夫と結婚していた時に勤めていた職場はブラック企業だったので転職を考えていたが、元夫が「絶対辞めるな。俺を養うため働け。辞めたら殴るぞ」などと脅してきたため職場からも逃げられない状態だった。

離婚後すぐに良い職場に勤めることができたので親の態度もコロッと変わり実家に戻ることができた。

親にも遠慮して言いたい事が言えない性格だったので「出て行け」と家を追い出されたときも、そのまま出ていくしかないと思い込んでいた。

しかし就職先によって態度を変える酷い親になど遠慮することはない、と言いたい事を言えるようになり、少しずつ親との関係も回復していった。

性格も、もともと暗い性格だったが元夫と交際してからますます暗くなり友人も減っていったが、別れてからは性格も変わり交友関係が増えた。

結婚をする過去の自分にアドバイスするならば。

過去の自分よ。

その男とは関わるな。その男と付き合うことによって失うものはたくさんある。

今は精神状態が普通ではないから暴力男と知りつつも別れられないのだろう。

そのままずるずるとそいつと付き合い続けるとついには結婚までしてしまうことになる。身体も傷だらけ、お金の無心まで受けるようになり一歩間違えばその男に殺されることになっていたかもしれないぞ。

「自分はダメな人間だ」と思い込んでいるから暴力男に心の隙を突かれて言いなりになってしまうんだ。

孤独を感じていたかもしれないが、そんな奴と付き合っていたどうしようもない自分とずっと交友を続けてくれている友達もいる。それだけで充分幸せだし、誇れる事だ。

そしてその職場はブラック企業だから勤めてはいけない。

親に何を言われてもまずは慎重に職場を探すこと。その職場を辞めても資格を持ってるからすぐに良い職場に巡り合ってたくさんの新しい出会いもあるぞ。

気の合う女性の友人や、そんな暴力男とは比べ物にならないくらい良い彼にも巡り会えて再婚もできる。そしてかわいい子宝にも恵まれて幸せな人生を歩むことができるぞ。

この記事をご覧になった方へ

私のようなDV男と交際・結婚する人は稀だと思いますが、万が一同じように相手の暴力で悩んでおられる方がいましたら、すぐに行動を起こされることを強くおすすめします。

まずは病院に行って診断書を書いてもらい警察に被害届を提出されると良いかと思います。

私の場合、警察に先に行ったのですが、証拠がないと言われてまともに取り合ってもらえませんでした。
(当時は診断書の事など知りませんでしたし警察も教えてくれませんでした)

警察も何もしてくれないのかと途方に暮れていた時、事情を知った職場の先輩が家にかくまってくれて、その先輩が警察に何度も電話してくれて、やっと家にいる元夫に警察から話をつけてもらえました。

警察と先輩が、家に鍵をかけて立てこもっていた元夫にインターホン越しに話をすると、私に罵声を浴びせていた男とは思えないくらい弱々しい声で対応する元夫。

家から立ち退くように警察が言うと、元夫はすぐに応じて自分の実家に戻りました。
そして、後に元夫の両親にて記載済みの離婚届を郵送してもらい離婚することができました。

暴力男も自分より強いと思った相手には弱く出るもので、こんな相手に怯えていた自分が情けなく思いました。

離婚はエネルギーがいりますが、別れた後は厄が落ちたかのように人生が変わります。

今はDV被害者のための相談窓口も増えていますし、まずは一人で悩まず相談される事、行動を起こされることをおすすめします。
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