本日の離婚の振り返りは、 boc さん 女性 54歳 になります。
目次
結婚のきっかけ
記述者の離婚時の年齢:54 記性別:女性 記述者の離婚時の職業:自営業手伝い 相手の方の離婚時の年齢:54 相手の方の性別:男性 記述者の離婚時の職業:自営業 知り合った経緯:相手が働くお店(美容院)に来店し知り合った 結婚のきっかけ:お互い30歳という結婚を焦っている年齢に出会ったため。
離婚決意の瞬間:成人した娘に仮面夫婦を見せる必要は無くなった
結婚後、夫のさまざまな行動と言動に理解不能なことが蓄積していきました。 ストレスで精神的にも肉体的にも疲弊し我慢の限界に達していました。 (家事育児の無関心・毎日のパチンコ通い・ケチ・低収入で仕事への意欲もない・不潔・頭が悪いなどなど) とはいえ、そんな結婚相手を選んだのは自分であり、見抜けなかった自分が悪いと感じていました。 まだ、未来に希望を抱いていた時期に苦労の上子宝に恵まれたので、子供の未来は自分勝手につぶしてはならないという一心で家族生活を維持していましたが……。 子供も20歳になり大学にも入学したことをきっかけに離婚を決断しました。
離婚の予兆:毎日遅い理由は仕事ではなかった。
毎日遅い帰宅時間が実はパチンコ通いだったこと。 妊娠中・子育て中にかかわらず、毎日朝から夜中までひとりで育児していたのがギャンブルだったと知ったときの喪失感。 家事育児丸投げ、食べるのが精いっぱいの収入なのに「食わせてやっている発言」や経済的DV。 家にいるときはテレビを見る以外のことは何もせず、夜中じゅう騒音で家族に配慮もなく、理解できない生活を続けていること。 とにかく何も考えず生きているので軽蔑する気持ちしかわかなくなりました。
結婚をする過去の自分にアドバイスするならば。
今思えば、結婚前から暇があればはパチンコばかりしていました。 とはいえ、どこかに誘うと嫌な顔することなどなかったですし、行きたいところあったら行こう!と言っていましたので気にしていませんでした。 仕事は夜遅くまでだと聞いていたのが、実はパチンコだったことや、子供好きで優しそうに見えたのも外ずらだけなので、騙されないで!と言いたいです。 結婚相手の親や家族を観察し、どんな育ち方をしたのか? 細かいことを言えば……朝はひとりで起きられるのか?などからはじまって、清潔さ、頭の良さ、家事はどの程度できるのか?子供を育てることの覚悟、仕事への意欲、ギャンブル壁、アルコールやタバコの依存度、趣味、性癖、交友関係などなど知っておかなければならないことは山ほどあります。 けっして、焦りや勢いだけで結婚してはいけません。 安易に結婚するのは、ただのギャンブルです。 失敗したくなければ、念には念をいれて調べ上げてからのほうがいいです。 恋人としては合格点でも、生活を共にし、子供が生まれたとたん……こんなはずじゃなかったと感じる女性がほとんどではないでしょうか? それが、我慢できる程度ならある意味幸運だともいえます。
この記事をご覧になった方へ
離婚するかしないかについては、それぞれ事情があると思いますので、アドバイスはありません。 経済的に大丈夫なのであれば、早い方がいいと思いますが、子供が父親を好きな場合は子供のために離婚は待った方がいいかもしれませんが……。 それよりも結婚を決める前に、もう一度立ち止まって考えてほしいと思います。 本当にこの人でいいのか? そして、少しでも不安要素があるなら、考えなおした方がいいと思います。 結婚したら変わるかも?子供が生まれたら変わるかも?は、幻想です。 悪くなることは多々ありますが、良い方向に変わることはないと思います。 結婚して23年間、こんなはずじゃあ……と悩み続け、いつかは変わるかも?と思ったこともありました。 でも、今ははっきりと言えます。 ダメな人間は、ダメなままです。 酷くなることはあれ、良く変わることなどありえないと思います。 私の夫の場合は、45歳を過ぎた頃からなだれのようにどんどん悪くなる一方でした。 気づけば……もはや顔も見たくない、同じ空間にいることすら苦痛になっていきました。 子供も同じです。 小さな頃は、子育てに関わってこなかった夫でも、父親だと認識してある程度は懐いていましたが……。 現在大学生になった娘は、「父親だなんて思っていない」ときっぱりと拒絶しています。 私のいちばんの後悔は、娘に普通の父親との交流を味あわせてあげられなかったことです。