本日の離婚の振り返りは、meg さん 女性 45歳 になります。

結婚のきっかけ

記述者の離婚時の年齢:45
記述者の性別:女性
記述者の離婚時の職業:契約社員

相手の方の離婚時の年齢:59
相手の方の性別:男性
記述者の離婚時の職業:無職

知り合った経緯:転職した先の社長でした
結婚のきっかけ:結婚前は羽振りが良くて、毎日仕事を遅くまでしていたので、仕事が大好きなんだと思っていた。営業マンだったので、話が上手く楽しかったから。

離婚決意の瞬間:事業主だが受注不足で失業状態。でも稼がない。。

仕事がだんだん少なくなり、とうとうゼロになりました。

はじめはコンビニのバイトなどに行ってくれていましたが、職場の人間関係で退職。

慌てて私が就職活動を開始し、派遣でなんとか生活費を稼ぐようになると、元夫はこれ幸いとばかりに就職活動をやめてしまいました。

それだけでも興醒めなのに、私が体調を崩して休んでいた時に、
コンビニに振込を代わりに行って欲しい旨を伝えると、烈火のごとく怒鳴りだしたのを見て、
『あっもうダメだ、この人おかしくなってる』と気付き、離婚を決意しました。

離婚の予兆:いい父親であるが、、、稼がない。

仕事がなくなってからは、昼間はゴロゴロして寝てばかりなのに、

夕方に子供達が帰って来ると習い事の送迎を嬉々としてやるので、稼がないのに子供達から見ると良いお父さんと感じられるのがイラっとしました。

夫婦仲は良かったのですが、想定外の四人目の妊娠をしてしまい、結局泣く泣く堕胎する選択肢かなく、無計画な元夫に腹が立ちました。

それからは夫婦仲が悪くなっていきました。私は堕胎のせいで、その後ずっと婦人科に通う羽目になったのもきっかけです。

離婚をした後で:離婚によるプラスがあまりない

現在は再婚して幸せですが、三人の子供達の親権を取られた上、全く面会させてもらえないので、定期的に苦しくなります。

もっと裁判で慎重に冷静にすれば良かったのですが、裁判時には既に精神異常を起こしていて、まともな判断が下せなかったのです。

たぶん、これ以上裁判が長引くと、私は自殺してしまう…それくらい酷い精神状態でした。

子供達は取られましたが、命が助かったという点では大いにプラスだったと思っています。

結婚をする過去の自分にアドバイスするならば。

まず働きぶりを良く観察して、その会社が永年続く業種かどうか見極めること。

家庭環境を教えてもらって、ちゃんと父親が真面目に働いていたかどうか確かめる事。
(元夫の父親は大工でしたが、屋根から落ちたのをきっかけに専業主夫をしていました。
義母はずっと働き詰めが普通の環境でした)

マザコン、シスコン要素がないか、結婚前に相手の家に足を運ぶ事。
(義姉は、はじめは感じ良かったのですが、関係が良いからと近くに住んだら豹変し、アポ無し訪問を頻繁にする、勝手に部屋を見てまわるなど、唖然とする程変わりました。相手に姉妹がいる場合は要注意です)

モラハラ要素がないかチェックする事、第三者に会ってもらってチェックすれば良かった。

子供を何人産んで、どんな生活をしたいかなど、将来設計をよく話し合う事。

その際、金銭感覚が違い過ぎないか、
例えば家はずっと賃貸なのか購入するか、マンション派か戸建て派か、
実家の財産があって当てにしているかどうかなど。

この記事をご覧になった方へ

まず、経済的に自立できるか、頼れる実家があるなど、離婚後の幸せが描けるかどうかが一番大切だと思います。

また、専業主婦でも、財産分与があり、養育費も見込めるなら、それも良しだと思います。
 
私はもっとモラハラの対策をすれば良かったなと後悔しています。

DVなどもですが、日記を書く習慣をつけて、できれば録音や録画をし、怪我をさせられたら当日に必ず病院へ行き診断書を取るなど、色々あったのに、当時は生きるのに精一杯でした。

 離婚はものすごいエネルギーを使いますし、精神的にまいってしまいます。
信頼できる良い弁護士、両親や親友など、一人で抱え込まずに相談してみると良いと思います。

 もしかしたら、離婚原因が周りの人の協力で無くなることもあるかもしれません。

私は両親が他界していたので、誰も元夫を叱ってくれる人がいませんでしたが、
目上の人に相談していたら、もしかしたら結果が違っていたかもという気持ちがあります。